キャッシュフローとは?
キャッシュフローというのは、自由に使えるお金のことをいいます。
一般的には企業などでよく使われる言葉で、現金としてその会社に存在する、自由に使えるお金、つまり「浮いたお金」ということになります。
会社は常にお金が動いています。
そして、来月末に支払わなければいけないお金もあれば、今月末に入ってくるお金もあります。
それらを全て含めて計算した上で収益を見込んでいかなければいけないのです。
しかし、残念ながらその流れの中でキャッシュフローが0になってしまうと、その会社は倒産してしまう可能性があります。
つまり現金が存在しないために、支払いが滞ってしまう可能性があるからです。
100億円の商品が売れて、来月末にその金額が入ってくるとしても、手元に100円しかなければ、今月末の社員の給料が払えないということです。
そのため、将来的なリスクを考えながらキャッシュフローは余裕を持ちながら運用していくべきです。
ギャンブルをする上でのキャッシュフローとは?
ギャンブルにおいてのキャッシュフローは、個人がギャンブルをするのであれば、単純に日々生活する上でかかる出費ということになるでしょう。
食費もそうですし、月々のガス代、電気代、水道代といった公共料金や家賃の支払いなどがそれにあたります。
基本的なギャンブルは、キャッシュフローが生まれやすいシステムになっています。
例えば、競馬であれば馬券を購入する際にお金は減りますが、レースが終わればその馬券を当選金と交換することができます。
つまり、1日のうちにキャッシュフローが生まれるということです。
これは競輪や競艇なども同じ仕組みになっています。
また、パチンコやスロットも同様、かけたお金はその日のうちに回収することができます。
そのように考えた場合、オンラインカジノはキャッシュフローの面が非常に遅いシステムになっています。
というのも、現実世界で行われるギャンブルではありませんので、まずお金をそのインターネットのオンラインカジノに入金しなければいけません。
しかし、日本国内から直接入金することができませんので、一度海外の決済会社を通じて入金しなければいけません。
出金する際も同様で、一度海外の決済会社を通じてギャンブルで勝ったお金を出金しなければいけません。
つまり、時間がかかるということです。
また、マネーロンダリングなどを防止するために、一度入金した額はすべてBETしなければいけないというルールがあります。
つまり、賭けをした上で、お店から支払われた報酬分だけしか出金することができないのです。
そのように考えると、長期的に見ればペイアウトが高く、勝ちやすいと思われるギャンブルのオンラインカジノでも、短期的に見ると、すぐに手元にお金を生み出すキャッシュフローを生み出すという力は少ないようです。
つまり「今すぐ10万円欲しい」というような場合、オンラインカジノでは難しいということですね。